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タム研第26回へのコメント

田村です。
みなさんお疲れさま。まず、参加者からのコメントです。

Xさん
ひっかかってりう問題はやはり自分の中でクリアになっていない事が出てくることに気づきました。

Yさん
前半はなかなか議論についていけず、聞き役を通していたなと振り返ってみて思いました。一方で、そのポジションだからこそ、見える部分もあるのかなと思いました。
後半のグループワークについては、ぜひ本を出してほしいなと思いました。

Zさん
昨日のグループは、穏やかな時間が流れているような感じを受けていました。サロンにいるような、うたた寝でまどろんでいるような、そんな心地よいゆったりとした時間でした。とてもリラックスできました。贅沢な時間でした。
前半の発達障害でいい損ねたので、追記します。昨日の場で話したように、自分は相談の状況によって「発達障害が、風邪などの病気のように完治するということは現代の医学では難しい」という話をします。しかし、その後に(ここからを言いそびれた)、周囲の関わりや本人の自分の特性理解によって、当人がコントロールすることが可能なことも出てくるという話をします。糖尿病などの慢性疾患のように、共存が可能であるという話をします。
昨日は、治療が可能か不可能かの話に焦点があっていたように自分には見えていたので、このような視点ももっていたということが伝われば良いかなと思います。
もう1つ印象に残っていることがあります。久しぶりにお会いしたYさんが発言の際に言葉を丁寧に選んでいる様子から、しっかりと地に根をはる太い樹を連想しました。そう思うと、自分は雲のようなフワフワとした軽い存在で対称的だなと感じました。もっている特徴の違いなんでしょうが、自分の特徴を理解して臨床に活かしていければと思いました。

では私のコメントです。

研究会に臨むモード
みなさん、
・リラックスモード
・地に根をはるしっかりモード
・雲のようなフワフワモード
・うたた寝まどろみモード
などなどいろんな表現してますけど、私の「楽チン・夏休みモード」を説明します。
1)緊張 vs. リラックス
緊張とは交感神経優位の戦闘状態。一生懸命状態。敵の動きに敏感になり情報を集めます。相手に集中するので視野狭窄的になります。
リラックスとは副交感神経優位状態。安心感に満ちて落ち着いています。ひとつの対象に集中せずまわりに視野を広げ、下手すると注意散漫状態になります。
オリンピック選手とか最大限のパフォーマンスを上げるためには緊張モードが必要ですね。でも、勝った喜び(負けた悔しさ)を味わうためにはリラックスモードが必要なんでしょう。緊張しているときは喜んだり悲しんだりしていられませんから。結局、人生を楽しむためにはリラックスモードが必要なんでしょうね。緊張モードそれ自体が目的なのではなく、達成した後の喜び(動物が獲物をしとめたり、勝負に勝ったり)を味わうのが目的ですよね。卓球の愛ちゃんの掛け声などは、「やった~!」と一瞬喜びモードになって、即また気合(緊張)を入れ直すポーズなのでは。
研究会に初めて参加した時やホットスポットに座った時は緊張モードになりますね。スポーツ選手も、危機感・不安とともにやってくるクライエントも。
それを受ける研究会のファシリテータやゲームの審判、セラピストなんかはリラックスモードで幅広く情報を集中する必要があると思います。

2)現実モード vs. あっちの世界モード
私、研究会で時々空想モードに入っちゃうんですよ。そう頻繁ではないけど、参加者の発言をきっかけに空想に入ってしまいます。うまくすればそこから新しいアイデアや発想が見えてきて、みなさんに還元するのだけど、その間考え込んでみんなの話が上の空になります。ファシリテータとしてはまずいですよね。

私は研究会ではリラックスモードで、なお且つ現実モードでいたいと思います。
「楽チン・夏休みモード」というのもその辺りをねらっているのですが。まずファシリテータ自身が楽しむことが大切ですね。それでいてみんなの話を聴ける状態。例えれば、面白い寄席か漫才を聴いている状態みたいな感じかな。ムードメーカーとしてのファシリテータ(セラピスト)の位置が大切ですね。

◆トピック1:発達障害について
「発達障害」についてはどうでも良い、、、というかホントは良くないのですが別の時にコメントするとして、今回言いたいことは不安の伝達ということについて。
不安の原因は種々さまざまです。でも結果的にそれが伝達されていきます。
パニック=急激に盛り上がる不安発作。
ふつうの不安=ふだんから慢性的に感じている不安。
いずれにせよ、子どもが不安⇒家族が不安⇒支援者が不安⇒研究会(SV)が不安
という具合です。
どこかでその不安を脱構築しなくてはね。そんな視点からみんなの様子を眺めていました。
不安は否認したりガマンしてはいけません。十分に解放してあげないと。

◆トピック2:グループ展開のスキルについて
このあたりは私の得意な(というか楽しんでいる)部分なのでいろいろ言いたいことはたくさんあります。本を書けるくらいというのはそういう意味で、実際には書けないでしょうね。せいぜいこのブログで展開するくらいです。
研究会では私がしゃべろうとしたらみんながどんどん入ってくれたので私は最後に律さんがまとめてくれたようなことを話すだけでした。私がしゃべらなくてもみんなちゃんとわかっているじゃない!!さすがですね(笑)。
ひとつ付け加えるとすれば、語りを上塗りしていくというメタ・トークなんですよ、研究会もセラピーも。研究会メンバー(クライエント)のたくさんの語り(すごい情報量)の中からファシリテータ(セラピスト)が恣意的に言葉をピックアップしていきます。それを話し言葉で応答したり、研究会ではボードとこのブログを使って書き言葉で可視化します。ボードを見て、みんなの語りも変化していくでしょ!?そうやってファシリテータは正解やアドバイスを伝えなくても、共有された語りはどんどん変化していきます。
あとは、前半の話の繰り返しになるけどファシリテータがどれほどリラックスして視野をワイド・オープンにしてたくさんの情報を流れに沿ってうまく拾ってゆけるかということでしょうね。ファシリテーションは「必死に緊張がんばりモード」ではうまくできないと思います。このあたりの基盤がしっかりできていないと、さまざまな方法論を学んで、テクニックを駆使しても結局はうまくいきません。